Chromiumとは？

オープンソースのウェブブラウザです。（そのプロジェクト名でもある）
記事の冒頭でも書いた通り、Google Chromeの親です。
Google Chromeより機能は少ないですが今後の開発においては差し支えないでしょう、きっと。

Google Chromeではダメなのん？

ダメでした。
前回のUbuntuインストール時にお世話になったページに、Google Chromeの導入方法もあったので試してみました。

しかし、「君がインストールしようとしてるのはamd64アーキテクチャのChromeパッケージ。でもこのコンピュータはarm64だよ？」とエラーを吐かれてしまいました・・・
（なぜ参照したページの記事書いた人はうまくいったんでしょう、原因が他にあるのかもしれませんがそれを特定するのはまたいつかの機会に・・・）

と言うわけで、別の方法を探しているうちにたどり着いたのが、Chromiumの導入だったと言うわけです。

導入方法

その前に、前回の記事で書きそびれたことがあります。
Ubuntuにおけるターミナルの起動方法です。
簡単です。
「Ctrl+Alt+T」です。
そのショートカット忘れそうって場合は、Launcherに登録しておけばいいと思います。

ではChromiumの導入を行います。
ターミナルで、以下のコマンドを実行します。

$ sudo apt-get install chromium-browser -y

あとは実行して終わるのを待つのみです。

もしここで下記のようなエラーが出た場合は、次のコマンドを実行してください。

$ sudo apt-add-repository universe
$ sudo apt-get update

実行したら再度Chromiumの導入コマンドを実行してください。
これでもまだダメな場合は、さらに次のコマンドを実行してください。

$ sudo apt-get install ubuntu-restricted-extras
$ sudo apt-get update

実行したら再度Chromiumの導入コマンドを実行してください。
ここまでやれば多分いけると思います。

Chromiumの起動

以下のコマンドを実行します。

$ chromium-browser

すると、Google Chrome同様のウィンドウが出てきます。

これでChromium導入完了です。
起動時にいちいちコマンドを入力するのも面倒なので、これもまたLauncherに登録しておきます。

ここで、携帯の通信制限下では読み込みにかなりの時間かかるAppleのWebページを開いて、少々負荷をかけてみます。
なぜ重いかって、一面画像だらけだからですが・・・

特に時間のかかる様子もなく、ちゃんと開けます。


日本語の文字列もきちんと表示されます。

しかしここでまた新たな問題が。
日本語入力メソッドがないから日本語の入力ができない！
ちょっと使ってみた感じ、英語で検索しても検索結果は日本語のページを優先して出してくるので、もう英語で検索してもいいかな、と。
と言うか現時点で既に半分くらい英語のページに頼らざるを得ない状況になっているので、日本語入力メソッドがあろうがなかろうがあまり関係ないですが・・・

参考ページ

Ubuntu 16.04 にGoogle Chromeをインストール - ロボット研究者の戯言
Install Chrome/Chromium on Jetson? Help @jwz? - NVIDIA Developer Forums