先月24日、カナダより帰国しました。
それからというもの、課題やったり受託案件こなしたり寝たり食べたりしていたら、すっかり1週間強経ってしまいました。。。
大変遅くなりましたが、カナダ大会レポートです。

今年もジュニアだけどジュニアじゃない

今回は、RoboCup RescueのRapidly Manufactured Robot Competition、通称RMRCへの参加で、産技品川のチーム「TUPAC」のメンバーとして出場しました。
和歌山のジャパンオープンでの成績が6位、ジュニアのサッカーでは世界大会はほぼ確実に行けないという状況が確定した時点で、TADAより「うちのチーム来ませんか」とお誘いがありました。
その段階でTUPACのメンバーは産技生3人で、マンパワーが足りないという状況に陥っていました。
そこで、Mavericks 2期(10.9.2)のメンバーが後から加わり、人手不足を解消することとなりました。

では、「ジュニアだけどジュニアじゃない」とはどういう意味かと言いますと。
「世界大会のエントリーはジュニアとしてエントリーしたけど、会場での扱いはメジャーと同じ」ということです。
なので、会場で下げていたパスはジュニアのものでしたが、競技フィールドはメジャーのレスキューのすぐ隣で、パドックにはメンターもペアレンツも入り放題、そういう感じでした。
(まあこれは今年の会場内の警備が甘かったのもある気がしますが・・・)


私は何をしていたか(大会まで)

私は加わってから大会までの間、
・東京から送られてくる図面をもとに、クローラのコマをを大量生産する
・東京から送られて来たパーツを加工し、ねじを締めれば組める状態にして送り返す
チームWebを立ち上げ、運営管理する
という任務についておりました。
特に最後の「チームWeb」って、そんな力入れるもんなのか、と思うかもしれません。
しかし、このRMRCというリーグの特性上、これも評価されることになっているのです。
RMRCってなんぞや???ってことについては、それこそチームWebに書かれる予定ですので、乞うご期待・・・
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私は何をしていたか(大会中)

チームWebのメンバー紹介を見てもらうとわかるのですが、大会期間中は私暇そうに見えます。
しかし、そうではありませんでした。
大会中は、
・得点・出走時刻管理
・バッテリ充電監視役(世界大会ににこの人員が必要という規定はありませんが、怖いので自主的に)
・走行中(サッカーで言うところの試合)の動画の管理
を主にやっていました。

特に得点管理は非常に重要です。
RMRCでは得点をあれこれ演算した上で、その数値で評価します。
サッカーのように「勝った・負けた」では話が終わらないわけです。
そこで運営側と同じ得点管理のスプレッドシートを組み、我がチームの順位は現在どの辺か、と言うのをリアルタイムで管理しておりました。
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これをもとに、次の作戦を立てるわけですから、結構責任重大・・・と思いながらキーボードをぽちぽちやっておりました。

またこのとき、「要るかなー要らんかなー」と思いながら荷物に忍ばせていたモバイルプリンタが、予想以上に役に立ってしまいました。
出走時刻と走るコースは1日2回、自分たちで決定することができますが、運営からの情報は大きな紙に手書きした表1枚だけで、とても情報を一瞬で拾えるものではありませんでした。
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そこで、出走時刻とコースを示したシートを、自前で用意して随時印刷していました。
一番この出走時刻を気にするパイロット・きーくちから、「iPhoneでは見たいときにすぐ見れないから」ということで、印刷してほしいとの要望があり、泊まっていたアパートに置き去りにする予定だったプリンタは、毎日会場へ持っていくことにしました。
結局どれだけデジタル端末が進化したところで、こういうとき手にとった瞬間情報を目の当たりにできる紙媒体には勝てないのかもしれない、と改めて思いました。。。
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メジャーの会場だったからなのかも知れませんが、パドックにはLANケーブルでインターネットが用意されていました。
RoboCupの会場では、当然2.4GHz帯と5GHz帯の使用は厳しく制限されていますから、インターネットはすべて有線で引っ張られています。
だからこそできた話ではありますが、出走時刻や得点の状況については、随時インターネットを経由して親や産技の先生に流していました。
それもあってか、親からのお昼ご飯が、出走の合間のベストタイミングで配給されたりしていました。


結果

ツイッターで速報が流れています通り、結果は1位でした。
勝因はいろいろあると思いますが、一番はやはり、モントリオールへ行ったすべてのメンバーの歯車が、綺麗に噛み合ったことではないかと思います。
チームのメンバーが5人いて、それぞれメカ担当、ソフト担当、操縦担当、記録担当、事務担当が割り当てられ、食事の提供(時々LANケーブル等の現地調達)が大人からあって、負荷が綺麗に分散されていたのがかなり大きかったのではないかと思います。
また、評価対象であったWebについても、「美しくまとめられている」とお褒めの言葉をいただきました。
しかし、オープンソースという点において、ほかのチームが優っていたため、今回その部分のアワードは、逃すことになってしまいました・・・
「あのとき二徹していれば・・・」とはちらっと思いましたが、それで倒れたら元も子もなかったので、思わなかったことにします(^^;
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というわけで、サッカーではないものの、1位を獲得してRoboCupの現役を引退できたというのは、有終の美となったのかなと思います。
来年はシドニーですね。
お財布に余裕を作って、インターナショナルボランティアで行こうかなと画策中です・・・