1週間くらい前、ずっと黙って何やってたかと言いますと・・・
Webサーバを構築しておりました。
レンタルサーバ使わずに、0から作るわけです。
とは言っても、使えるものをアレコレ組み合わせただけなので、大層なことはやっておりませぬ。 
絶対忘れる気がするので、やったことの整理がてら備忘録として書きました。 

ネットワーク環境

まず、大前提として私の家に引かれているネット回線は、光回線でこそあるものの、ごく一般用途向けの回線です。
よそとちょっと違う部分があるとすれば、通信事業者がルータを設置して行かなかったので、自前(ガチ)ルータを使っていることくらいでしょうか。
設備環境は以下の通りです。
・NTTの光回線
・某ひらがな社名のISPのホームタイププラン(動的IP)
・ルータ:RTX1200
・サーバ:Mac mini(i7@2.3GHz、RAM16GB、1TB HDD)
・サーバアプリケーション:macOS Server

ネットワーク構成は、
光回線ーONUーRTX1200ーMac mini
としています。
ONUからのPPPoEケーブルはRTXのLAN2へ、Mac miniはLAN1にそれぞれ接続しています。
実際はRTXの後ろに母艦だの無線LANアクセスポイントだのもっと色々繋がってますが、今回は関係ないので割愛します。
さらっと書いてしまっていますが、うちの接続プランでは固定IPが割り振られません。


RTX1200の設定 - 固定IP割り振り

内部のLANにおける、新しく立てるサーバのIPアドレスをあらかじめ固定しておきます。
私は192.168.100.10としました。
すでに登録してある先客が複数あったので、この番号です。


RTX1200の設定 - ネットボランチDNS取得

家のインターネット接続すべてをすでにこのRTXが握っているので、PPPの設定は終わっていますし、サーバを立てる前からいたデバイスについては一部固定IPを割り当てています。
またVPN接続もできるように設定しています。
その上に、さらに色々設定していきます。

先ほども書きましたが、うちには固定グローバルIPは割り当てられません。
グローバルIPが変わってその度にサーバの設定とDNSの設定をいじっていたのでは、運用が面倒です。
あとスマートじゃないです。
それを解決する方法のひとつにDDNS(ダイナミックドメインネームシステム)があります。
基本的に、動的なグローバルIPとホスト名を対応させるにはこれを使うかと思います。
ところが、YAMAHAのRTシリーズにはこのDDNSに等しいどころかこれを上回るDNSの機能がついています。
それがYAMAHA RTシリーズに付属する「ネットボランチDNS」です。
何がどういいのかは・・・
ググって調べてください、書いてあるところには書いてあります。

というわけで、RTXでネットボランチDNSの取得を行います。
コマンドは以下の通り。hogehogeを好みのホスト名に変えてください。
# pp select 1
pp1# netvolante-dns hostname host pp hogehoge
pp1# netvolante-dns go pp 1
取得できたら、エラーなく通ります。
指定したホスト名がすでに使われていたりして取得できないときは、エラーが吐かれるらしいです。
自分でやったときはエラーなく通ったので、どんなエラーが出るのかはわかりませんが・・・

取得したホスト名が最終的に何になったのか、再度見たいときは、RTXのconfig.txtを直接覗くか、以下のコマンドを実行してください。
# pp select 1
pp1# netvolante-dns get hostname list all
すると、
(Netvolante DNS server 1)
PP01    hogehoge.xxx.netvolante.jp
と出るかと思います。
xxxは勝手に設定されます。
あとは、
#netvolante-dns use pp server=1 auto
を実行して、グローバルIPが変わったときにDNSサーバに自動で更新するように設定しておしまいです。

本当にきちんとDNSとグローバルIPの対応が取れているか確認したい場合は、nslookupテストで先ほど取得したホスト名を指定して確認してみるといいかと思います。
RTXが得ているグローバルIPアドレスと、正引きした結果のアドレスが一致していれば問題ありません。


RTX1200の設定 - ポート開放

続いて、ポート開放を行います。
今回はwwwとhttpsのポートを解放するため、80番と443番のポートを解放します。
33
NATの項目からPPPoEの「設定」をクリックして、
22
追加する変換ルールの「設定」をクリック、
10
上記の番号1と2のように、2つ設定します。
・番号:デフォルトでOK
・内側のアドレス:サーバのローカルIP(ここでは192.168.100.10)
・プロトコル:tcpとudp
・ポート番号:80,443

設定後はポート番号が「80,443」ではなく「www,https」となってしまいますが、慌てなくてOKです。
(私は最初これ見たとき慌てましたがw)


今回はここまで。
次回、ドメインの設定とMac側の設定をします。