NVIDIA様よりJetson TX1モジュールをご提供いただいたので、ご紹介します。
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Jetson TX1モジュールとは

Jetson TX1モジュールは、1つのモジュールの中にCPU、GPU、メモリを内蔵した、クレジットカードサイズの組み込み向けのプラットフォームです。
AIを用いたディープラーニングや画像処理が可能です。
これが何を意味しているかというと、様々なデバイスにAIを搭載し、ディープラーニングをさせることが可能になったということです。
考えて見てください、例えばロボカップジュニアのロボットにAIが搭載されて、パッシブボールをAIが認識するって未来を。
これは強い(確信)。
当然、その環境が構築できたら、の話ですが。w
ただ、めちゃくちゃ優しく書かれた資料がNVIDIA公式からたくさん出ているので、大変環境構築しやすいのではないかと思います。(なお英語)
https://developer.nvidia.com/embedded-computing 
 

スペック

Jetson TX1のスペックを下にまとめてみました。
OS Linux (Ubuntu 64-bit)
GPU NVIDIA Maxwell 256コアGPU
CPU クアッドARM A57/2 MB L2キャッシュ
メモリ 4 GB 64 ビット LPDDR4
ディスプレイ HDMI、DSI、eDP、DP
ストレージ 16 GB eMMC、SDIO、SATA
USB USB 3.0、USB 2.0
ネットワーク ギガビットイーサーネット、802.11ac WLAN、Bluetooth
サイズ 50 mm x 87 mm
資料をあれこれ読んでると、どうも4Kディスプレイも繋げられるし、4Kカメラも繋げられるらしいです。
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そしてこのサイズ。
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クレジットカードはひょっとモザイクの復号かけられたときにシャレにならないので、同じサイズのキャッシュカードとの比較。
(口座番号の復号かけて開発資金の援助金振り込んでくれる人いないかなぁw)
縦の長さはむしろカードの方が長いです。
横幅は1 mmくらいJetsonの方が大きいかな?ってくらいです。
すごい(^^; (^^; (^^;

実際に使用する際は、キャリアボードと呼ばれるパソコンのマザーボードに見た目に似た(機能的にはほぼ違う)ボードにこのモジュールを取り付けて使用します。
今はまだキャリアボードが入手できていないので、入手できてUbuntuを起動できたら、またその辺までを記事に上げようと思います。 


とりあえず、今回はご紹介まで。
Pixyからの卒業ができるかな・・・?