普段愛用している傘を直してみました。
「傘って壊れて直すものなの?」と思う人も多いと思います。
それもそのはず、傘って壊れたら買い換えますよね。
でも僕の傘の場合、買い換えるほどの破損でもなかったので直してみました。

僕が普段愛用している傘は、駅前に臨時出店していた店で一目惚れしたものです。
買った当時使っていた傘に穴が開いてしまっていて、 買い換えを考えていたときのことだったので奮発しました。(代金は親持ちでしたが・・・)

ところが数ヶ月前、この傘を自転車の前かごに入れて移動していたときのことでした。
先端のハトメっぽいものが外れてしまったんです。
薄い金属のカラーをかしめて止めただけだったので、金属が変形して外れました。
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元値が5k JPYほどするものなので(購入価格は半額程度です)、ホイホイ買い換えるわけにもいきません。
この日はとりあえず手持ちの養生テープで仮止めして帰りました。

今年は天候にそこそこ恵まれた年だったのか、傘を使う機会が少なかったため、 仮止めになったままだったのを忘れていましたが、ついさっき思い出したので「思い立ったが吉日」ということで修理しました。

もう一回かしめても良かったのですが、どうせまた外れるだろうということで、ねじで固定することにしました。 
M3の大きいもので止めるのは見た目的に良くないし、低頭のものがいいなということで、最近ロボットに多用しているM2の低頭ねじを使うことにしました。
鋼の三価クロメート処理のやつだし、使ってたら錆びるかもしれない。 
ま、錆びたらまたそのとき対策を講じるってことで。(錆びたら交換でよくね?) 

では傘を加工します。(なんかおかしいw)
1. 傘本体への下穴加工
 傘本体の先端の軸にタップを切るための下穴を開けます。
 穴は、製造段階でかしめたときにポンチしたときにできたくぼみをガイドに開けました。
 この傘はパイプでできていたので、 あっさり下穴の加工は終了しました。
 パイプということでねじのかかりは少ないです。
 通常M2ねじの下穴は1.6mmですが、あえて下穴を1.5mmにして気持ちきつめに締まるようにします。 
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2. 傘本体へのタップ切り
 続いてさっきの下穴に対してタップを切っていきます。
 僕は普段タップを切るとき、彌満和(ヤマワ)さんのタップを使用しています。
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 これが切れ味抜群といったらもう・・・
 ヤミツキですw
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 で、こんな感じにタップ切り。(写真がわかりにくいですね、すみません)

3. カラーへの取り付け穴加工 
 カラーに取り付け穴を開けます。
 これはφ2.1で開けました。
 1枚目の写真からはわかりづらいと思いますが、これかなり柔らかいアルミでできてました。(写真撮り忘れました、すみません)
 しかも肉厚が0.5mmとかそんなもんなので、普通にボール盤で穴を開けようものならひしゃげます。
 で、どうしたかと言いますと、ボール盤でドリルを回転させ、そこに手づかみのままカラーを持っていって押し当てて穴を開けました。w
 学校でやったら怒鳴られるやつですね、はいw(家だからできること)
 
4. 取り付け
 穴は120度位相で3箇所開けたので、そこにねじを入れて固定しました。
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 パイプの肉厚が薄くねじのかかりがあまりないため、普段使っているときに入る振動でねじが緩まないか少し心配です。
 ただ、アルミのカラーが柔らかく、ねじを締めたときにねじの頭がカラーに結構食い込んだので、その辺で緩み止めになってくれていると信じます。

で、僕がどんなのに一目惚れしたのか。
これです。
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以上、傘の修理録でした。


<お ま け>
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